Salesforceでカスタムメタデータタイプとカスタム設定の使用

カスタムメタデータはSalesforce Summer’15からリリースした一つ新しい機能であり、カスタマイズ可能、リリース可能、パッケージ化可能、アップグレード可能なアプリケーションメタデータです。
以下のデータ型のカスタム項目を使用することができます。
  • Checkbox
  • Date
  • Date and Time
  • Email
  • Number
  • Percent
  • Phone
  • Picklist(グローバル選択リスト値セットは使用できない)
  • Text
  • Text Area
  • URL
  • Metadata Relationship

カスタムメタデータの設定画面はカスタムオブジェクトと非常に似っています、次のように:
Custom Metadata Type  Country   Salesforce   Developer Edition
ページレイアウトの編集・指定までも可能です。
Country   Salesforce   Developer Edition
さらに、カスタムメタデータタイプのデータ(レコード)は直接Sublimie Text 3などのIDEから編集することが可能です。 ※まあ、メタデータですね :) Sublime Text 3

カスタムメタデータと従来のカスタム設定の差異

じゃ、カスタムメタデータとカスタム設定、どちらを選ぶべきでしょうか。
比較表は下記の表で示します。

機能 カスタム設定 カスタムメタデータ
制限なしコール・クエリ
ApexからCUD
通貨タイプ
選択リストタイプ
メタデータリレーション
組織、プロファイル、
特定ユーザ単位に設定
◯(階層)
メタデータデプロイ 定義のみ 定義とレコード
Apexテスト テストデータ作成必要 直接アクセス
トランスレーションワークベンチ サポートしない まだサポートしない
(将来サポートしそうけど。。)


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